HISのキャンセルサポートという制度をご存知でしょうか。
HISの全店舗およびオンラインで海外旅行を予約した人が対象で加入できる、業界初のキャンセル補償の保険制度です。
なんと1,000円の保険料で最大10万円が補償されます。
昨今、海外旅行の価格は早期の予約がお得になる傾向にあります。
一方で、早期予約の商品はキャンセル料が予約後すぐにかかってしまうことが多いです。
早期に予約するということは、それだけキャンセルリスクが大きくなります。
そんな時に便利な制度がこのキャンセルサポートなのです!
HISのキャンセルサポートとは?
ご予約時またはご出発14日前までにマイページから加入するだけで、
想定外のご自身やご家族、同行者の病気やケガによる入院・通院、急な出張などの理由で海外旅行をキャンセルされる場合、
プランに応じた内容でキャンセル料の70%を補償してくれます。
保険料 | 1,000円 | 2,000円 | 3,000円 |
---|---|---|---|
保険金額 | 10万円 | 20万円 | 30万円 |
海外ツアー | ● | ● | ー(※) |
添乗員同行ツアー | ● | ● | ● |
海外航空券 | ● | ● | ● |
航空券+ホテル | ● | ● | ● |
※補償される事由の詳細は「重要事項のご説明」をご覧ください。
キャンセルサポートが適用になる例
- 死亡・危篤
- 入院
- 通院
- 妊娠、出産、早産、流産
- 急な出張
- 目的地でのイベントの中止・延期
- 渡航先での民衆の暴徒化(全土)・テロや地震等
- 2時間以上の交通機関の遅延・運休・欠航
- 婚約破棄、離婚
- パスポートの紛失、盗難、置き忘れ、失効
- ペットの死亡
- 裁判所への出廷
- 勤務先企業の倒産
- 緊急事態宣言、出入国規制等
- 災害対策基本法に基づく避難指示
- 建物・家財の損害
いかがでしょうか。
かなり幅広くカバーされていますよね!
死亡や入院などは証明できますが、婚約破棄やペットの死亡、さらにはパスポートの紛失や盗難までOKなのは驚きです。
単に旅行に行く意思がなくなっただけの場合は補償の対象とならないと注意事項にありますが、完全に自己都合であっても「パスポート紛失しました…」とでっちあげることもできてしまいそうですよね(笑)
子どもが熱を出したり、風邪を引いたりしていけなくなった場合も、病院の診断書を提出すれば補償の対象になるとのことです。
急な出張の場合は、出国予定日が出張開始日と出張終了日の間に含まれる場合のみ補償の対象になります。
そのほか、当日に台風で飛行機が欠便になった場合も補償対象なので、かなり手厚いサービスですよね。
パスポートを紛失して旅行に行けなかった場合
以下の状況でキャンセルサポートに申し込んだときのことを考えてみましょう。
- 旅行代金:180,000円
- キャンセル料:旅行代金の100%
- 加入プラン:Bプラン
この場合、旅行代金は全額キャンセル料として支払う必要があるので、180,000円の損失になりますよね。
ところが、キャンセルサポートに申し込んでいれば、パスポートを紛失した場合は旅行代金の90%が補償の対象になります。
つまり、180,000円×90%=162,000円が返ってくるということです。
このように事例によっては、キャンセル料の90%しか補償されないこともありますが、それでも90%が返ってくるのは大きいですよね。
ちなみに、キャンセル料の90%が補償対象の事例は以下の通りです!
- 通院
- 急な出張
- ペットの死亡
- 離婚・婚姻予約の不履行
- パスポートの紛失、盗難、置き忘れ、失効
- 妊娠、出産、流産、早産
上記の事例の場合は、全額補償にはならないので覚えておいてくださいね。
台風の影響で飛行機が欠便した場合
以下の状況でキャンセルサポートに申し込んだときのことを考えてみましょう。
- 旅行代金:80,000円
- キャンセル料:旅行代金の100%
- 加入プラン:Aプラン
この場合、キャンセル料は旅行代金の100%ですから、通常であれば80,000円の損失になります。
しかし、キャンセルサポートに申し込んでいれば、キャンセル料の全額である80,000円が補償されるので、損失はなし!
80,000円がそのまま返ってくるということです。
キャンセルサポートの申し込み方法
キャンセルサポートは、HISオンラインでのご予約時または出発の14日前までにHISオンライン予約のマイページより申し込みが可能です。
HIS店舗またはコールセンターでも申し込むことができますが、旅行を予約した店舗でのみのご加入となります。
注意事項
※加入できるのは日本在住の方のみとなります。
※キャンセルサポートは、契約日の翌日午前0時から補償を開始するため、保険料の返金はできません。
※旅行催行中止(旅行会社都合による中止も含む)になった場合も、キャンセルサポートに対する保険料の返金はできませんのでご注意ください。
※取消料の発生しない取消の場合も、キャンセルサポートの保険料の返金はできませんので、ご注意ください。
キャンセルサポートを使って救われた話
ここからは実際に私がこのキャンセルサポートに救われた話をご紹介します。
さかのぼること数年前、新型コロナウイルスやロシアvsウクライナ問題などの無い平和な時代のこと。
日本は2020東京オリンピックパラリンピックに向けて浮かれまくっていました。
私も調子に乗りまくっていたので、恋人とハワイ旅行の計画をしていたのです。
半年後の日程で有給も早めに取得し、HISでハワイ旅行の予約をしました。
この時、入るか迷ったのがこのキャンセルサポートです。
旅費に対して掛け金がかなり安いので入ることにしましたが、この決断が私たちを救ったのです。
あと2か月で人生初のハワイ旅行!!!ってタイミングで、新型コロナウイルスの流行のニュースが少しづつ流れ始めました。
中国で流行しているらしいが、私が行くのはハワイ。
全く関係のない話だと思っていましたが、そこから世界が鎖国状態になるまでは一瞬でした。
まさか、感染症の流行で出国や入国ができなくなるとは思いもしませんでしたね…
もしキャンセルサポートを選択していなかったら、私の日程では全額負担になるところでした。
絶対に行けるという自信があっても、自分の努力ではどうにもできない問題が発生することがあるのです。
キャンセルサポートのみんなの感想
キャンセルサポート保険に入っていたおかげで入国制限を理由にHISから取られたキャンセル料かえってくることになりました🙏
— ゆづ🌸ぽん⛸💫✨ (@yuzuponchan1207) March 20, 2020
お友達が教えてくれなかったら知らないとこだったよ😭🙏
ありがたやあー😭
HISで年末のテヘラン行き航空券購入の際に、キャンセルサポートなる保険に入ってたんだけど、暴動に関してのキャンセル認定要件の詳細を問い合わせ中
— Kubakawa Kei (@Kubari_K) November 21, 2019
少なくとも香港は認定されてないらしい…
なんだかんだ、HISのこの保険は結構いい商品だと思う!特に子連れとか家族旅行だとリスク要因増えるし。 pic.twitter.com/I0DQyLAX4B
航空券のキャンセル料、保険会社から無事に振り込まれてた。差額については今月旅行会社から戻ってくる予定。HISのキャンセルサポートってゆー保険なんだけど入っておいて本当によかった💦2,000円くらいのロスですみそう💦条件に該当した場合数千円程度の保険金でキャンセル料返ってくるのは助かる‼️
— よぢこ🍯🌰💜💙 (@yojiko2nd) July 8, 2020
HISに来てるんだけど、『キャンセルサポート』なるサービスがあるらしい。『下記の理由でキャンセルする場合、キャンセル料が補償されます』とのこと。その理由の中に、『離婚、婚約の不履行』が…。新婚旅行を予約して、その理由のキャンセルが多いらしいよ。それをサポートしてくれるなんて…!
— lune_noir (@lune_noir) August 24, 2019
キャンセルサポートに助けられた人が多いですね!
まとめ
いかがでしたか?
掛け金はかなり安いので、念のため入っておくことをおすすめします!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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