トラック運転手はやめとけ!?どれくらいキツイ?転職は後悔する?高収入って本当?

旅好きの皆さん、こんにちは!
今回は運転が好きな人が職業に選びがちなトラック運転手について解説していきます。
長距離運転手は旅好きの人にもおすすめです!

  • 運転してお金が稼げる
  • 事故のリスクがある
  • 人間関係のストレスは無し
  • 長距離は旅行気分が味わえる
  • 給料は高く安定している
  • 勤務時間がバラバラな場合あり
  • 渋滞に巻き込まれる
  • 運転手不足で採用されやすい

トラック運転手の給料

働くうえでまずは給料が気になりますよね。
トラック運転手は、特別なスキルや学歴が必要ありません。
大型免許やフォークリフトは必要かもしれませんが、資格取得のハードルはかなり低いですよね。
そのわりには給料が高く、安定していると言えます。高卒、スキル無し、経験なしで安定した収入が見込める職業はなかなか無いので、その中では非常に良い選択でしょう。

トラック運転手の給料は、勤務体系や運ぶ距離などで大きく変わりますが、平均年収は420万円前後と言われています。
安いやんけ!って???
これは近所しか配達しない運転手も含まれているので、長距離トラックであれば20代から500万円~600万円は稼ぐことができます。
長距離ドライバーで、単価の高い荷物を運送している場合には1,000万円を超える年収を手にしている人もいます。

要注意なのが、昇給がほとんどないということです。
1年目から大きく稼ぐことができるものの、その後収入が上がることはほとんどないのでモチベーションの維持が大変かもしれません。

トラック運転手が就職先を選ぶコツ

ここでは失敗しない就活のコツをご紹介します。
トラックドライバーは多くの場合、運送会社に専属ドライバーとして就職することになります。
年収を引き上げるために重要なのは、この就職先となる運送会社の選び方です。

重工業と契約している運送会社

日本には三菱重工や川崎重工、富士重工、IHIなどの重工業がありますよね。その重工業と専属契約しているような運送会社は年収が高い傾向にあります。契約が切れることは基本的にないので、仕事が半永久的にあります。出発地と到着地が変わらないことがほとんどなので、負担も少ないでしょう。精密機械や大きな製品、牽引が必要な場合もあって年収が高くなります。さらに、重工業は国を相手に商売をしています。分かりやすく言えば、自衛隊の戦艦や飛行機などです。請求先は国になるので、ちょっと多めに請求しているのではという疑惑はよく聞く話ですよね。こうして儲けているので、運送費にもしっかり予算を使ってくれるのです。

なるべく大手グループを選ぶ

運送業は大手グループが仕事を引き受け、自社でできない範囲の仕事を下請けに流します。下請け企業はさらに孫請けへ流します。間に仲介専門の会社(配送会社に仕事を斡旋するだけの業者)を挟むこともあります。それらの企業が中抜きをするのです。
例えば、30万円で電機メーカーから大手運送会社に依頼が来たら、20万円で下請けに譲り、15万円で孫請け会社が請け負うのです。
つまり、大手グループに入社すれば、それだけ多い利益を上げているので、必然的に報酬も高くなるということです。

輸送距離が長い会社

トラックドライバーは輸送距離が長ければ長いほど大きく稼ぐことができます。
例えば、千葉の漁港から豊洲市場まで魚を輸送する運送業者であれば、運送距離が短くて疲労は少ないかもしれませんが、大きく稼ぐことはできません。しかし、福岡から東京まで荷物を運ぶ運送業者なら拘束時間は長いものの、大きく稼ぐことができるのです。毎日家に帰りたいのか、どれくらい稼ぎたいのかで変わってくると思います。

危険物輸送

危険物輸送は搭載している物品が危険物なだけで、あとは普通の輸送と変わりません。運転している距離や拘束時間が同じで大きく稼げるなら危険物輸送も魅力的ですよね。危険物の資格が必要な場合があるので、事前に取得できる方は乙4などの資格を取得しておくと就活で役立ちます。

安全装置の有無

ドライブレコーダーやバックモニターといった安全装置は、トラックに装着することで事故の防止につながります。
こういった安全装置の有無によって、その運送会社がドライバーの安心・安全について積極的な取り組みを行っているか分かります。

自社トラックや事務所が綺麗な会社を選ぶ

自社トラックが汚れているような運送会社には注意しましょう!
なぜなら、ドライバーが自分の運転する車両を洗車する時間もないほど、長時間労働などが横行している可能性があるからです。
また、洗車する時間がないということは、車両の手入れや整備にも十分な時間が確保されていない可能性が高いでしょう。
長時間労働や車両の整備不良は事故の危険に直結します。

人間関係のストレスがない

社会人として働くうえで、悩みの種ランキング上位は間違いなく人間関係のストレスですよね。
どの業界、どの会社にも変な人はいます。
トラック運転手は、基本的に運転している時は一人です。
荷積み先や荷下ろし先のお客様や担当者と顔を合わせる事もありますが、ほぼ一人で仕事を行うと言っても過言ではないでしょう。
自分の好きな音楽を流したりラジオ番組を聞きながら、自分だけの空間で大型トラックを運転するのは最高ですね。

旅行気分で仕事ができる

大型ドライバーやトレーラーのドライバーは、業務内容によって仕事をしながら旅行気分を味わえます
配達しながら、色々な県を周り空いた時間にちょっとした観光なんかもできたりします。

温泉が有名な県に行けば、配達終わりに仕事の疲れを癒すために温泉に入ったり、美味しい食べ物がある県に行けばその日の夜ご飯に食べたり・・・。がっつり観光はできませんが、旅行気分が味わえます。

出勤時間がバラバラ

荷物によって、朝早く出勤したり、前日の夜に荷物を載せて夜のうちに出発したりと様々です。
出勤時間も朝早かったり、お昼頃だったり、夕方~夜であったりと出勤時間が激しく変わります。
大型ドライバーは到着地によって出勤時間が変わるケースも多いです。
県外でも、片道3時間4時間かかってしまう所へ配達することもありますので、それによって出勤時間を変え出発時間を調整する事が多くなります。

無駄な待機時間がある

大型ドライバーがよくあることですが、前日の夜に出発し荷下ろし場所についても、荷下ろし先に荷受けする人がいなければ荷下ろしすることができません。早く着きすぎて、荷受け先の企業がまだ始業開始していなかったりする為待機するしかありません。

荷下ろし先で待機していてもその敷地内はエンジンを切っていなければならなかったり、全面禁煙であったりする為、かなりきつい待機時間を過ごす事になります。

荷下ろしが終わり、次の荷物を受け取って配達しなければいけない時、荷物を受け取る時間も指定されていて4時間以上待機していなければいけない時があったりします。

渋滞に巻き込まれる

あなたがどんなに優秀なドライバーでも、渋滞が発生していたら時間通りに運搬はできません。
交通渋滞は、ドライバーを悩ませるものの一つです。

渋滞が発生し、荷主を待たせてしまうのは非常に良くないので、ドライバーは渋滞が発生しても到着時間に間に合うように早めに出発します。

しかし、それでも間に合わない時は連絡を入れ安全運転をしながら早く到着しないといけません。
渋滞が起きそうば道を通って配達しないといけない時には、出勤時間と出発時間を早めないといけません。

運転以外の仕事

トラック運転手は、ただ荷物を運んで終わりではありません。
荷物を積み、荷物を運び、荷物を所定の場所へ降ろし、降ろし忘れがないか確認します。

フォークリフトで荷卸しをする場合が多いので、フォークリフトの免許はもちろん操作にも慣れておく必要があります。
手積み手下ろしは、重いもので50kgの物を1人で下ろしたり、90kgの物を2人で下ろしたりする為、かなりきつい仕事です。

長時間の運転がキツイ

トラック運転手は言うまでもありませんが長時間の運転をします。1日トータルで8時間~10時間程です。
プライベートで10時間も運転することなんてなかなかないですよね。

長時間の運転をすれば、目が疲れ、肩がこり、腰が痛くなり、集中力が切れ、事故を起こしやすくなります。
事故を起こせば、職を失う可能性もあります。

拘束時間が長い

拘束時間は、業務内容によりますが10時間~12時間程です。
少し長いですが、オフィスワークの方等とは違って、好きな時に休憩出来たり、トラックでは1人なので熱唱したり、ワイヤレス等のイヤホンで誰かと話していたりします。

一人で長時間の勤務時間を、うまく乗り越えられるようにトラック運転手は工夫して過ごしているのです。

運転手不足なの!?

運送会社では人手不足に悩まされています。
その理由は、運転免許の改正にあります。平成29年3月12日から準中型免許が適用となりました。
この免許が無いと、小さめの2tトラックも運転出来なくなってしまったのです。

逆に言えば、免許さえ入手すれば採用されやすいということです。

まとめ

いかがでしたか?

体力勝負の仕事ですが、メリットもありますね。
最後まで読んでいただきありがとうございました!

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