ホテルマンの夜勤はきつい?しんどい!?仕事は何をするの?メリットやデメリットは?

今回はホテルマンの夜勤についてです。
高級ホテルに宿泊すると、働いてみたいな~って思うことありますよね。
こんなキラキラした世界で働いたら毎日が楽しそうです。
(キラキラしているところしか見えていないからかもしれませんが)
ホテルで働くには避けることができない不安要素が夜勤です。
しんどいイメージがありますがどうなんでしょうか。

ホテルマンの夜勤の仕事

ホテルによって様々ですが、目安としては21時から翌朝6時の勤務が一般的です。
遅番が24時までいたり早番が早朝に来てくれるので、夜勤メンバーだけになるのは宿泊者が寝静まった24時~早朝5時の5時間くらいです。

業務内容は以下の通りです。

宿泊者の緊急対応

宿泊しているお客様に何かあった場合、フロントに電話が来ます。
ホテルとしての対応が求められます。
急な体調不良や、クレーム、設備不具合、鍵の紛失やオートロックの解除、ご要望など。
ハイクラスになればなるほど、宿泊客のわがままに対応しなければなりません。

見回りや清掃

宿泊客がいると清掃できないフロントやラウンジエリアは夜勤のうちに清掃します。
大規模な清掃は業者に依頼する場合もありますが、細かい部分は夜勤者が清掃します。

ホテル内で違反行為や迷惑行為が行われていないか、見回りをするホテルもあります。
酔いつぶれて廊下で寝ているお客様がいれば、他のお客様からしたら迷惑ですしホテルのイメージも悪くなりますよね。
全てのお客様に快適に過ごしてもらえるようにホテル内を監視するのも夜勤者の仕事です。

事務作業

ホテルの仕事と言えば接客のイメージしかないかもしれませんが、実は事務作業が非常に多いです。
伝票作成やレジの集計、清掃の計画、翌日のアサイン、顧客データの整理や共有など多岐にわたります。
ホテルも会社なので、成果を求められる場合があります。
例えば従業員の人材育成計画、新プランの提案、業務改善、経費削減の検討など。
意外と事務作業が多いですね。

チェックイン&チェックアウト対応

飛行機が深夜便だったり、仕事の関係で深夜にチェックインする宿泊者がいます。
翌日の予定が早かったり緊急で早朝にチェックアウトする場合も。
そんなときの対応も夜勤者の仕事です。
公共交通機関がまだ動いていないので、タクシーの手配などをすることも多いです。

朝食の準備と接客

こちらはホテルによって異なりますが、朝食の準備や接客は夜勤者が務める場合が多いようです。
たしかに、夕食の時にいたスタッフが朝食でも対応してくれることがありますよね。

ホテルの夜勤をする部署

ホテルとはいえ全ての人が夜勤をしているわけではありません。
夜勤があるのは基本的にフロントや客室係などの宿泊部門のみになります。
レストランなどの飲食部門や、マネジメントやマーケティングなどの管理部門は夜勤が無い場合がほとんどです。

早朝&深夜営業や24時間営業をしているラウンジやショップを持つホテルもあるので、ホテルによって勤務は様々です。
ホテルの規模が小さい場合は、夜勤の人が接客からレストランまで多くの業務を兼務している場合もあります。

ホテルマンの夜勤のメリット

夜勤はきつい、しんどい、苦しいというイメージが強いかもしれませんが、メリットもあるんです!
日中とは違った楽しさもあるのでご紹介します。

のびのびと仕事ができる

これが一番だと思います。
夜勤になると、支配人や管理職が不在になる場合が多いです。
夜勤は少人数で行うので、現場の人間だけで働くことができます。
現場のメンバーは好きなんだけど、目上の人の監視下で仕事するのは苦手…という人にとってはのびのび仕事ができると思います。
現場のメンバーが仲良ければ、とても楽しいはずです。

夜勤手当が貰える

こちらも嬉しいですよね。
ホテルに限った話ではありませんが、深夜労働したら手当が支給されます。
日中に比べると業務量は落ちるのに賃金は増えるなんてお得ではないですか?

時間に余裕がある

日中はお客様が多く常に時間に追われていますが、夜勤なら余裕を持って仕事ができます。
タイムプレッシャーが苦手な人にはメリットですね。

事務作業のスキルが身につく

先ほどご紹介した通り、事務作業をする場面が多いのでスキルが身につきます。
事務作業は経験しないと身につきませんが、自分の力になれば業務の幅が広がります。

さらに、転職を考えた時に有利です。
接客しかしたことがない人より、マーケティングなどを身につけた人のほうが他の業界に進む際にアピールできますよね。
接客業から別業界への好条件な転職は難しいと言われているので、接客以外のスキルを身につけることは将来的に武器になるかもしれません。

ホテルマンの夜勤のデメリット

メリットをご紹介しましたが、もちろんデメリットもあります。
これからホテルマンを志す人は慎重に検討しましょう。

昼夜逆転してしまう

言うまでもなく一番の不安材料です。
もともと夜型の生活の人にとっては何も不安ではないかもしれませんが、夜更かしが苦手な人は非常に厳しいことでしょう。
そもそも私たちは夜行性ではないので、夜勤が多ければ体調を崩す可能性が極めて高いです。
将来的な病気のリスクも上がる可能性があります。

接客の機会が少ない

人によってはメリットかもしれませんが、接客が好きな人にとってはデメリットですね。
接客がしたくてホテルマンになったのに、事務作業ばかりでは退屈かもしれません。

泥酔した客の対応

ホテルに宿泊した人のほとんどが晩酌をします。
ついつい旅行の楽しさから酔い潰れてしまう人が多いので、その対応やトラブルの解決をする場面があります。

緊急時の判断

夜勤は少人数で行うので、緊急時の判断は自分たちで行わなくてはなりません。
日中であれば、支配人などの責任者に引き継ぐことができますが、夜勤はそうはいきません。
「責任者を出せ!!!」なんて言われたら、私が責任者です!と言わなくてはいけないかもしれません。
大きなクレームに繋がってしまったら大変なので、正確な判断が求められます。
もちろん、緊急時のマニュアルはありますし、支配人に連絡することが義務付けられているホテルもあります。

まとめ

いかがでしたか?
ホテルマンって憧れますよね。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

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